小説・文章自動締め切りまで残り19日ID: 94JQN9
➀~➂のどれだと思いましたか?
●内容
『よだかの星』の二次創作です。
夜鷹が鷹に対し一矢報いる(例え運命は決まっているとしてもそれに抗う気概を見せる)としたらどのような形になるかという試みの文章です。
●皆様にお訊きしたいこと
最後、夜鷹は何を考えているように感じましたか?
① … 鷹に殺される事を受け入れ、大人しく従おうとしている
② … 殺される運命は避けられないと理解した上で静かに鷹と対峙している(死を受け入れている)
③ … ②であると同時に、自身の爪を鷹に使う気持ちがある(大人しくは殺されたくないと思っている)
●望んでる方向性
私は➂で、夜鷹には「むざむざと殺されることを受け入れたくない。抵抗はしてやる」とは思ってて欲しい。でも苛烈な描写ではなく静謐な雰囲気にしたい。
(上記➀、②、➂では読んだ方がどれに近い印象を持つか知りたく、この度投稿した次第です)
※補足
・青空文庫の宮沢賢治『よだかの星』本文からセリフを使っている所があります。
・夜鷹は夜行性ですが話の都合上、朝普通に起きます。
・□よだか というのは「□」が飾りで「よだか」が話のタイトルです。
・原作では空に飛んでって太陽と会話しますが都合上、地上にて太陽と会話します。
よろしくお願いします。
「兄さん。どうしたんです。まあもう一寸(ちょっと)お待ちなさい」
よだかの悲しそうな背中を見て、川蝉はあわてて声をかけました。
「いや、いつまで居てもおんなじだ。蜂雀へ、あとでよろしく云ってやってくれ。さよなら。もうあわないよ」
そうして最後に小さな声でまた「さよなら」と言って、よだかは暗い空へ羽ばたいて行きました。
□よだか
澄みわたる美しい夏の朝でした。
よだかが家の戸を開けると、昇りはじめた太陽の光が淡く室(へや)のなかへ射し込みました。昨日までと変わらない、静かな朝の光景です。
一晩中泣いたよだかの頬を、朝露の輝く草むらを抜けてきた風が撫でました。
(世界はこんなに美しいのに)
よだかの頭には鷹の言葉が鈍く反響しておりました。
『おれはあさっての朝早く、鳥のうちを一軒ずつまわって、お前が来たかどうかを聞いてあるく。一軒でも来なかったという家があったら、もう貴様もその時がおしまいだぞ』
そう鷹は云いました。あれから一回目の朝が来ましたから、もう約束は明日です。
今からでも首から札を下げて鳥たちの家々をまわれば、命を取られることはないでしょう。時間的には、ぎりぎり間に合うかもしれません。けれどよだかは、鷹の云うことを聞く気にはどうしてもなれませんでした。
よだかは自分のことをあまり好きではありませんでしたが、それでも『よだか』という名前とは、生まれたときからずっと一緒だったのです。
──それをどうして、簡単に"返す"などという事が出来ましょう。
よだかは覚悟を決めました。そして東から昇る太陽を見て云いました。
「お日さん、お日さん。明日私は魂となってあなたの処へ参ります。そのとき私は燃えるでしょうが、私のようなみにくい者でも灼けるときには小さなひかりを出すでしょう。そのときは、どうか私を連れてって下さい」
お日さまは近くにおられました。いつもは遠く感じるのに、今日はかえってだんだん側へ来てくれているように思えました。
お日さまは云いました。
「お前はよだかだな。なるほど、ずいぶんつらかろう。お前はひるの鳥ではないが、こちらへ来るときがひるならば、迎えてやらない道理はない」
よだかはおじぎを一つしました。
その日、よだかは虫を一匹も食べませんでした。
夜が明け、約束した朝になりました。
(今ごろ鷹さんは、誰かのお家へ行って僕が名前を改めたか聞いているのだろう。いや、もしかしたらもう聞き終わっていて、今まさにこの家へ向かっている処かもしれない)
よだかは自分の、短くて頼りない爪に目を落としました。けれどもその小さな爪先には、ギュッと強い力が込められていたのです。
(ああ。僕は……やっぱり僕は……)
そのときです。
よだかの家の戸が荒々しく開け放たれました。
「よう、居たな。殊勝な奴だ。よもや逃げずに居ようとはな」
「……僕は、この名前が気に入ってるんですよ」
よだかは静かにそう云うと、鷹の立つ戸の方へまっすぐ歩み寄りました。
東から昇る太陽は、今日もきらきらと輝いています。
よだかはそれを目に焼き付けるように見つめました。
澄みわたる美しい夏の朝のことでした。
5

失礼しました。 ➀と②では違いが曖昧でした。 下記に訂正させて下さい。 ① … 恐怖や諦めから、ただ鷹に従い殺されるのを待っている。精神的に屈している。 ② … 殺される運命は避けられないと理解した上で静かに鷹と対峙している。精神的に屈している訳ではない。
②です ③を伝えるには >>よだかは自分の、短くて頼りない爪に目を落としました。けれどもその小さな爪先には、ギュッと強い力が込められていたのです。 (ああ。僕は……やっぱり僕は……) では少し分かりにくいかもしれません。
yXas2wさん 回答をして頂き、ありがとうございます。とても嬉しいです。 ②とのこと、引用と説明をして下さってありがとうございます。 yXas2wさんのアドバイスから、書き直した文章をこのトピに投稿しようと思います。 (⇡今後のトピの話であり、決して「その時はまた回答下さい!」というオカワリではないので、どうかご負担に思われませんように) (今日はハロウィンですね。素敵な1日を!🎃🦇)
トピ主です。 yXas2wさんより頂いたアドバイスから、本文の「……僕は、この名前が気に入ってるんですよ」以降の書き直しを行いました。 ーーーーーーー よだかは静かにそう云うと、鷹の立つ戸の方へまっすぐ歩み寄りました。 その足先が鷹の間合いに入った瞬間、ギラリと鋭い鉤爪が持ち上がりました。 けれどよだかは歩みを止めません。そればかりか高い高い声を上げ、鷹に向かって飛びかかったのです。 空を切る音と澄んだ叫び声が、あたりの森いっぱいに響き渡りました。そしてすべてがふっと途切れ、静寂だけが残されました。 開け放たれた戸口から、眩しいほどの朝の光がゆっくりと満ちていきます。 東の空から昇る太陽は、今日もきらきらと輝いていました。 澄みわたる美しい夏の朝のことでした。 ーーーーーーー ●書き直した後の振り返り(トピ主が⇡の文章で抱えてると思った問題点) ・とても説明くさい ・ギラリと鋭い鉤爪、の表現は読んだ人が一瞬「コレ鷹の? それともよだかの?」と混乱するかもしれない ・よだかの玄関(?)広すぎやしないか →歩み寄って飛びかかるからけっこう広い家? と読んだ人が思い違和感が出るかもしれない ・原作でよだかが住んでるところが「山」なのを「森」にしてるのを直した方がいいかもしれない ・情緒がなく淡々としすぎている ●補足 ・トピ文で「静謐な雰囲気にしたい」と書きましたが、これを「そんなに表現が強すぎない静かな感じ」に変更します。 ●補足2 >東の空から昇る太陽は、今日もきらきらと輝いていました。 澄みわたる美しい夏の朝のことでした。 ⇡の表現は残すものとします(表現を多少変えたとしても)。 「よだかを取り巻く世界は改名を迫られた前後でその姿を一寸も変えないのに、よだかの悲劇と運命は決定付けられている。このお話はそんな無情で、でも美しい世界で起こった悲しい出来事」 という背景がある話にしたいためです。 しかし急に取って付けたように「世界きれい」描写が入り唐突過ぎて気持ち悪いです。これはこれからよく考えます。 ●補足3 >高い高い声を上げ ⇡と表現するなら、原作にあるように野原や林の鳥たちがブルつく描写を入れたら面白いだろうかと少し考えました。現時点ではまだ考えているだけです。 ●その他 本日、13時~18時トピ主は労働をして参ります。一旦離脱します。 (知らねーよ勝手に行けよ、ではありますが、この後アドバイスを下さる方が投稿をした際にトピ主のレスポンスが遅いと無視をしたような形になるおそれがあり、それを避けたいため書いた次第です)