トピ主です。太宰治『駈込み訴え』より抜粋させていただきました。これはポエム小説寄りになりますか? 「私は、ただ、あの人から離れたくないのだ。ただ、あの人の傍にいて、あの人の声を聞き、あの人の姿を眺めて居ればそれでよいのだ。そうして、出来ればあの人に説教などを止してもらい、私とたった二人きりで一生永く生きていてもらいたいのだ。」
一人称視点の小説では、主人公が自分の感情や行動についてぼかした表現をしてばかりいるとポエムっぽくなります。 自分の普段の生活を思い出してみてください。自分が怒った時、自分はなんて思っていましたか?きっと「怒った」とか「腹が立った」って率直に思っているはずです。ですから、地の文でも「私は怒りを感じた」と書いてしまえばいいのです。 例に出した文でも、自分感情を断言していますよね。自分の気持ちなんだから断言できるのが自然なのです。例文を疑問形にしてみたり、あるいは比喩で言い換えてみると、途端にポエムっぽくなるのがよくわかると思います。 一人称視点では、主人公の知っていることは断言して書く。知らないことは全く書かないか推測で書く。これを徹底すれば大丈夫です。 逆に知っているつもりで断言したけど真実は異なっていたとか、推測に推測を重ねて真実を見出していくのが一人称小説の面白さでもあります。がんばってください。
ポエム小説かどうかって、詩的な心理描写が含まれているかどうかじゃなくて、それしかないからポエムなんだと思う。 だから、数行の心理描写を抜き出しても判定できないような。 心情を語ってるだけじゃなくて、何かしらの出来事がちゃんと描写されてるんだったら気にしなくていいんじゃないかな。
三人称の文章を自分だけが感じる表現に変えればいいと思う 「Aは口を引き結び拳を握った。その握られた拳は微かに震えている。」 ↓ 「僕は唇を噛みしめ拳を握った。込み上げた怒りで拳が震えだす」 こんな感じ?このあとは「Bはそれに気づいていないようで呑気に会話を続け、Cは気まずそうに僕を見ている」こんな感じでAしか知り得ない情報だけを書き、その他の登場人物についてはAが見たまま、感じたままを書いていくといいかな(BとCが本当にAの怒りに気付いているのかどうかは本人たちにしか分からないので、Aからは気づいてないようだ。気まずそうだ、としか書けない) 他の一人称の小説を読み込んでみたら参考になるよ
一人称書きだけど感じたことそのまま書いてる 例文を借りるなら「怒りのあまり、俺は無意識うちに唇を硬く噛み締めていた。強く握った拳は震えていて、手のひらに食い込んだ爪が皮膚を裂く。アイツの行動にどうしようもなくムカついて、許してなるものかと思った」とか書くかな 文章が下手でごめん〜
ごめん脱字!「無意識のうちに」
>>4
私もそう思う ポエム調の心情描写がある=ポエム小説ではなく ポエム調の心情描写しかなく肝心のストーリーがない=ポエム小説だと思う 例えポエムが入っていてもそれがストーリー上意味があることで、本筋のストーリーがきちんと描写されていればそれはポエム小説ではないと思う
私だったらどちらかというと行動よりも心理描写をメインにする 「湧き上がるものをどうにか抑えようと、僕は拳を握りしめた。絶対に許せない。(一人称を活かした心理描写)。だが、その思いを言葉にできず、黙って唇を噛みしめる」 震えるみたいな客観的な描写はどちらかというと他人視点が強い気がして、一人称ではあまり重視しないかも 震えるほどの怒りを表すなら、震えてなにかを取り落とした動き、掌に爪が食いこむ、思わず持っていた紙を握ってしわくちゃにしてしまった、みたいな当人ならではの感覚を描写するかな
一人称書くの難しいよね。わかる。 トピ主の例文は、怒ってるけど我慢してるのかな。何が違うのか説明が難しいけど、私だとこんな感じに書くかも。 例文/一人称) ぶん殴ってやろうかと思ったが、そっとBの手に抑えられた。その目は、やめてくれと語っている。傷ついたのは俺じゃなくてお前なのに止めるのか。俺は奥歯を噛み締め、煮えたぎる怒りを抑えてCに頭を下げた。 例文/三人称一元視点) 振り上げかけた拳をBがそっと抑えた。どうしてと睨むと、Bはやめろと必死に目で訴えていた。奥歯を噛み締め、AはCに頭を下げた。
自分が一人称を書く時は、その視点の人物にもよりますが、地の文も感情的にするようにしてます。例文を借りるなら、 「Aは口を引き結び拳を握った。その握られた拳は微かに震えている」 ↓ 「バカ野郎! そう叫びたいのを、俺はすんでのところで飲み込んだ。言葉が飛び出さないよう、唇を強く噛む。それでもまだ足りず、爆発しそうな感情を抑え込もうと拳を握りしめる。爪が手のひらを刺す痛みすら感じないほどの怒りに支配され、身体が震えていた」 みたいな感じですかね。
>>2
太宰作品の大衆的なところ、言われてみればポエム小説と言えなくもないなとちょっと面白かった 超一流のポエムだ
三人称と一人称で対応する動詞をなんとなく覚えておくとか?口を引き結ぶでも違和感ないけど、上の方々みたいに唇を噛むの方が一人称っぽく感じる! あとA視点で書きにくいAの行動は一旦Bに観測させてそのBをまたAに観測させてる(下の拳を震わせるのところ) でもこれは見るか聞くかのほぼどっちかだしあんまり使えないかも 掌に爪が食い込む痛さで、自分が拳を握りしめていることに気づいた。そこからはよく覚えていない。覚えているのは口から溢れかけた罵倒をなんとか飲み込んだこと、そして拳を震わせる僕を見たBの、ひどく嬉しそうな笑顔だけだ。 「嬉しいよ。君はさ、ちゃんと怒ってくれるから。俺のために」
お一人ずつの返信ではなくてすみません。コメントくださった皆さん、ありがとうございます! 全ての回答がなるほど⋯⋯と参考になりました。また、同じ一人称でも皆さんの個性が出ていて全ての例文で「この物語⋯⋯読みたい!」と思わせられました。 私は口を引き結ぶと書きましたが違和感があって、でも違和感の理由がわからないままだったので、その理由が判明して嬉しいです。 今トピを見ると、質問のポエムと全然関係ない例文でした。すみません。 しかしポエムについても「それしかないからポエム」「ポエム調の心情描写がある=ポエム小説ではなく、ポエム調の心情描写しかなく肝心のストーリーがない=ポエム小説」と回答があり、確かに!と大きく頷きました。 三人称で書くにあたって、個人的に感情は直接的に書かず行動描写などで表現する。を意識していたので、一人称でも同じようにしようと頑張っていました。だからポエムっぽくなってしまっていたのか⋯⋯と気付けて、世界が広がった気分です。 ポエム調の文章はここぞの時などうまいこと活用していく。一人称の場合は自分の感情や見た事は直接書けるけど知らない事は書けない、憶測なら書ける。三人称、一人称それぞれに適した動詞を選ぶ。 まずは上記の事を意識してやってみます。皆さんの回答や例文を読み、苦手だった一人称って、楽しそう!と思いました。 質問して良かったです、ありがとうございました!