色の塗り方が上手くないなぁ、下手だなぁという人の絵の特徴には大きく2種類あります。 ・塗り方にメリハリがない ・配色が悪い トピ主さんは後者で悩んでいるようですが、実際の絵を見たわけではないので それぞれ2つについて書き込んでいきたいと思います。 ■塗り方にメリハリがない 塗り方というのは飽くまで色情報を抜いた状態での塗り方です。 ・影に強弱がない ・塗りの境界が常にぼかされている ・ハイライトを置いていない ・全体的に暗いか、全体的に明るすぎる 有名なのは、お絵描き初心者が「ぼかし」ツールで 色を塗った後に「とにかくぼかしてしまう」ことです。 すると、影の強弱や質感、パット見の認識度などがガクっと下がります。 影にもハードシャドウとソフトシャドウの2種類があります。 光源の大きさと物体の大きさ、影が落ちる場所までの距離や角度などで くっきりした影になるか、ぼやけた陰になるか、といった具合です。 服のシワなどはそれが顕著で、くっきりした影とぼやけた陰とが混ざっています。 それらを見極めて、バランス良く 「メリハリ」のある塗り方が出来ているかどうかが大事だったりします。 他にも髪の毛の塗り方やハイライトの入れ方など 絵としてのバランスとしても、このメリハリは大事です。 メリハリのある絵になっているかどうかを確認するのは簡単で、 「カラーの絵をモノクロにする」ことで確かめることが出来ます。 メリハリのある絵になっていれば、モノクロ絵でもバランス良く見れるようになります。 逆に、モノクロにした時に何が描いてあるのか分からないようであれば、 それはまだメリハリ具合が足らないということです。 デッサンの練習をしたり、モノクロ・グレスケで塗ってみる練習をオススメします。 ■配色が悪い 配色の悪さにも色々あります。 ・色が少なすぎる ・カラーバランスが取れていない(色がちぐはぐ) ・背景とキャラの配色が似通っていて目立たない ・色が多すぎる などなど。 色は多すぎても少なすぎてもダメですし、 見当違いの組み合わせでもダメです。 カラーコーディネートについて少し勉強すると分かりますが、 色の選び方は感覚よりも理論に基づいて選ばれる傾向があります。 お絵描きの人が色を選ぶ時もセンスで選んでいるように見えますが、 それは色を選ぶセンスがあるのではなく、 色を選ぶ理論を感覚的に習得しているからこそ出来る技なのです。 トピ主さんは配色が悪さで悩んでいるようでしたので、 このあたりを重点的に勉強すれば良いかと思います。 色相環や補色、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーについてです。 その後、この人はなぜこの色を選んだのだろう?と 色塗りの上手い人の絵を見ながら追跡考察をしてみることです。 そうやって人の塗り方を「学習」することで、自分の色感覚を近づけることが出来ます。 実際に自分の絵で配色を練習する際には、パーツごとに細かく下塗りをして そのカラーバランスを見ると良いかと思います。 配色1つで絵の印象もガラッと変わってしまうので、 見た人にどういった印象を与えたいのかを考えながら配色して見て下さい。 とここまで大きく2つについて書きました。 実際に見たほうが分かりやすいので、参考になりそうな講座を2つリンクとして貼っておきます。 https://www.palmie.jp/lessons/62 http://egokororoman.com/ironurimachigai/ まだまだ色塗りには細かいテクニックなどもあります。 メリハリある絵は描けるけど配色悪い、というのであれば、 アニメ塗りなどシンプルな塗り方で配色を色々試してみて下さい。 配色は出来るけど、塗り方が悪い、というのであれば、 グレスケで塗った後に色を置くグリザイユ画法を試してみて下さい。 また、ここに実際のイラストを貼ってみるのも良いかと思います。
私も色塗り苦手で、pixivで色塗り講座など色々漁った経験があります。 トピ主さんの簡単な文字だけではわからないという嘆きもめちゃくちゃ共感します。 そんな私のオススメとしては、ライブドローイングの視聴です。 プロアマ問わず今は上手い方が毎日どこかしらで配信されています。(pixivスケッチなど) 動画だとレイヤーの設定、ペン設定、色の決め方、筆の動きなどを見ることが出来るのでとても勉強になります。 (人によっては視聴者の質問に答えてくれる方もいます) まだ勉強する気があるのであれば是非上手い人の技術を目で見て盗んでみてはいかがでしょうか。
追記 人の線画ではなく、自分の線画の場合どうすればいいのかわからなくなる!ということであれば 色塗りの上手い方にコラボをお願いしてみるのもひとつの手です。 他人に色を塗ってもらい、どのように塗ったのか塗りにくいところはなかったかなど聞くことができると思います。 またその方に頼んで色塗りの工程を配信で見せてもらうなどもできるでしょう。 (配信でなくともSkypeなどの画面共有でも) トピ主は線画までは問題ないと言われていますが、人に塗ってもらった完成品を見ると線画の歪みや悪い点が浮き彫りになることもあります。 色塗りや加工の上手い方はそのあたりをカバーする技術もありますので、とにかく一度他人に塗ってもらって自分の絵を客観視してもらうこともオススメします。
自分もわりと線画中心のモノクロ絵に主軸を置いてきたので、カラー苦手です。 苦手をまだ克服できてないので技術的なアドバイスはできないのですが、気持ちというか考え方の点でいくつか… まず、絵は0.1秒の第一印象がほぼ全てだと思っています。どんなに細部がいい加減だろうが骨折していようが、そこまで細かくチェックを入れる人は100人いて1人いるかどうか。ツイッターで大量に流れてくる無料絵であればなおさらそうだと思います。ほとんどの人は、キャラの顔(特に目の周り)、エロティックな絵であればそういう部位、しかほぼ見ません。あとはパッと見の一瞬の印象が全てです。 細部までこだわって作画しているトピ主さんからしたら悔しくてしょうがないと思いますが、そもそもそういうものと思うしかありません…。雰囲気でごまかしてるだけ、とおっしゃっていますが、雰囲気を出すのも相応の技術が要ります。まずはそういう意識からスタートするしかないと思います。 もしかしたら、トピ主さんの「たかが雰囲気でごまかしているだけ」という頑なな意識が上達を妨げているのかもしれません…。 バズってる絵を見たとき、ついアラ探しをしてしまっていませんか?自分もよくやってしまうのですが、アラ探しに一生懸命になると、その絵の良いところが見えなくなり、学ぶべきところを自分からシャットアウトしてしまいます。 悔しい気持ちは自分もよく分かりますが、多くの人が良いと感じるものにはそれなりの理由がある、と気持ちを切り替えてみるとまずはいいかもしれません。 それでももし嫉妬心が大きすぎて苦しいようでしたら、嫉妬心を煽る対象から離れてみてもいいと思います。 トピ主さんはとても頑張っていると思います、努力したことは蓄積していつか生きます。線画を頑張っていることもきっと無駄にはならないと思います。あまりご自分を追い詰めませんよう!
ありがとうございます。 おっしゃっていることは理論としてはわかるのですが…… 張っていただいたリンクも過去に何度も読み返したものなのですが、理論として理解してもそれを実践に移す過程の説明に乏しく知識を生かせぬ状態でずっと来ています。 線だけで描く絵(影を斜線等で表現する)はある程度見れるのですがグレスケで塗るとおかしなことになってくるというか、「こういう影を描きたい」と思った形を再現できないんです。 自分のオリジナルではなく模写でも、「こういう影はどういうペンをどう使えば描けるのか」がわかりません。元絵の絵師さんが使用しているペンをそのまま使ってみても上手くいかず困っています。
ありがとうございます。 ライブドローイングは盲点でした。筆の動きやペン設定(そしてその設定だとどんな線になるのか)がわかるのは助かります。 追記に描かれているコラボですが、親しい絵師さんがひとりもおらず難しいです……
おやさしい言葉をありがとうございます。 あら捜し……おっしゃるとおりかもしれません。その絵の良くないところが真っ先に目に入ってしまいます。 >絵は0.1秒の第一印象がほぼ全て 言われて気付いたのですが、私は絵を見るときに色より形から識別する癖があるようで(例えば、♂マークが赤、♀マークが青で描かれたトイレは間違えやすいといいますが、私はその手のものを間違えたことがありません)(色盲ではないのですが……)そのせいで第一印象がデッサン等に影響を受けやすいのかもしれないです。
自分も上の方の補足のような意見になりますが、同人絵ではデッサン狂いなどを気にしているのはごく一部でしょう。 また、線画のみや二色くらいの絵であろうと、魅せ方の上手い人、評価されている人はいます。 トピ主さんのおっしゃっていることは、小説書きの人が「小説だと評価されない、自分も絵が描けたら見てもらえるのに」と言っているようなものだと思います。 そういう考え方は成長に繋がらないし、ご自分もつらいだけだと思います。 トピ主さんが、「デッサン狂っているのに色塗りが巧くて評価されている」と思っている人は、本当に色塗りが巧いだけなのでしょうか。 絵には、色塗りやデッサン以外にも、構図や、物語性を感じさせる動き、キャラの顔つきなど、魅力の生まれる要素はたくさんあるはずだと思います。 難しい構図ほど、デッサン狂いもしやすくなります。たとえ正しいデッサンだろうと動きのない証明写真のような絵と比べたら、骨折絵でも動きのある絵の方が魅力的に見えるというのはあると思います。 デッサン力にプライドを持つあまりに無意識に自分の巧く描けるポーズ、無難な構図に収めていたり、他の絵師の魅力的な要素から目を背けてしまっているということはないでしょうか。 そういうことがないか、虚心に帰って自分を見つめてみる必要があると思います。 大抵の場合、捨てられない変なこだわりは、心の防衛機構です。 いったん絵が描けなくなるくらい、プライド崩壊するくらいの覚悟で現実に目を向けないと、そこから上には進めないと思います。 絵を描けなくなったら(自分が下手だと気付いてしまったら)自分には何もない、絶望するしかない、という状態が、守りに入らせて、正しい認識や評価を阻んでしまうのです。 絵以外にも心の置き場を作ることが一番の解決策ではと思います。